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『コード・ブルー~ドクターヘリ緊急救命~』第10話
2009-08-31 Mon 19:08
出演者:山下智久NEWS)・新垣結衣戸田恵梨香比嘉愛未浅利陽介児玉清勝村政信寺島進杉本哲太りょう柳葉敏郎

主題歌:Mr.ChildrenHANABI





藍沢(山下智久)は、森本(勝村政信)、冴島(比嘉愛未)とともにドクターヘリで出動し、電気の配線工事中に転落した患者を搬送する。
患者は、約10メートルの高さから落ち、ショック状態になっていた。
藍沢は、待ち受けていた白石(新垣結衣)や緋山(戸田恵梨香)らとともに、運び込んだ患者の処置にあたった。
だが、藍沢は、挿管に手間取り、切開して気道を確保した方がいいのでは、と藤川(浅利陽介)からアドバイスされるなど、正確で迷いがない日ごろの姿とはどこかようすが違っていた。
一方、FASTと呼ばれる超音波検査を担当していた白石も、胸部の出血を見落としていることを緋山に指摘されていた。
脳外科の西条(杉本哲太)は、黒田(柳葉敏郎)の息子・健一(今井悠貴)のオペを開始する。
しかし、健一の脳腫瘍は言語中枢に近い場所にあるため、オペは困難を極めた。
ガラス越しにオペを見守っていた黒田は、健一に何もしてやれない自分に対する苛立ちを隠せなかった。
搬送された患者の処置を終えた藍沢は、療法士と一緒にリハビリをしている祖母・絹江(島かおり)の姿を目にする。
絹江は、孫が待っているからもう家に帰りたい、と言ってリハビリを続けようとしなかった。
藍沢は、そんな絹江に無理矢理リハビリを続けさせようとした。
だが、それを見かねた療法士に止められて我に返る。
藍沢は、絹江を連れて病室に戻った。
絹江は、病室を自宅だと思い込んでいるようだった。
そこで藍沢は、一緒に暮らしているという孫はいまどこにいるのか、と絹江に問いかけた。
しばらく考え込んでも、思い出せない絹江。
感情が昂ぶった藍沢は、自分こそが孫の耕作だと絹江に告げた。
絹江は、藍沢のIDカードをじっと見つめていたが、やはり何も思い出せなかった。
藍沢は、悲しみをこらえながら絹江の病室を後にした。
そんななか、白石は、救急救命部部長の田所(児玉清)に辞表を提出する。
田所は、一応それを預かり、ここで逃げたら戻れなくなる、と白石に告げた。
部長室から出てくる白石の姿を偶然目にした緋山は、何かを察したようだった。
西条は、腫瘍と言語中枢との境界を確かめるために、健一に対してアウェイク手術を行う決断を下す。
健一を一旦麻酔から覚まし、話しかけている間に電極で脳を触って境界を見つける、という方法だった。
西条は、健一に話しかける役目を黒田に頼んだ。
黒田は、戸惑いを抑えながら、学校のことや、好きなスポーツのことなどを健一に尋ねていった。
健一が有里子にしっかり育てられていることを実感する黒田。
健一への思いが湧き上がり、気持ちを揺さぶられた黒田は、矢継ぎ早に質問を浴びせた。
が、そのとき、健一が思うようにしゃべれなくなった。
そこが腫瘍と言語中枢の境界だった。
西条はその場所をマークすると、健一にもう一度眠るよう指示した。
そして黒田には、続きはオペが終わってから家族だけでゆっくり話せ、と告げた。
緋山は、白石に次々と書類書きや雑用を押し付けていた。
仕事をしていれば気が紛れて、辞めたいなどと考えている暇もなくなる、というのだ。
冴島も緋山に同調し、白石に仕事を押し付けると、「私も辞めさせませんから」と彼女に告げた。
藤川は、ヘリポートで梶(寺島進)の仕事を手伝っていた。
梶は、そんな藤川に、いつ乗れるのかわからないのだからヘリのシートの感触を味わっておけ、と冗談めかしていった。
すると藤川は、いまはまだ座れないが、自分はフライトドクターになる、と言い切る。
藍沢は、包帯を取り替えるために黒田の部屋を訪れた。
そこで藍沢から、健一に会わなくてもいいのか、と問われた黒田は、お前には関係ない、と答える。
そんな黒田に、藍沢は、自分ならいまの姿を見てもらって話がしたい、と返す。
黒田がICUを訪れると、有里子が疲れた顔で手術を終えた健一を見守っていた。
すると、健一が目を覚まし、喉が渇いた、と言い出す。
健一は、手術を受けたことは理解していたが、黒田と話をしたことは覚えていないようだった。
健一に障害が出ていないことを確認した黒田は、それを有里子に伝えた。
そして健一に、よく頑張ったな、と声をかけた。
エレベーターの中で藍沢に出会った白石は、病院を辞めるつもりだと告げた。
そんな白石に、藍沢は、自分にはこれしかない、と答えた。
白石は、健一のようすを見守っていた黒田にも、辞める決心を伝えようとした。
それを察した黒田は、自分には関係ない、と答えた。
何も言わず、一礼してその場を去ろうとする白石。
と、そのとき、黒田は、ICUの患者の容体がおかしいことにいち早く気づく。
大動脈瘤破裂だった。
同じころ、翔北救命センターには急患の受け入れ要請が入っていた。
妊娠36週目の妊婦が本棚の下敷きになったのだという。
患者はすでに何件かの病院を断られていた。
三井(りょう)は患者を受け入れることを決め、藍沢、緋山とともに準備を急ぐ。
黒田は、白石と、異変に気づいて駆けつけた藤川に、この場でオペをする、と告げる。
しかし、白石も藤川も、動くことができなかった。
黒田は、左手だけで作業を進めながら、自分がやる、と言い出す。
藍沢は、三井たちとともに運ばれてきた妊婦・神田美和子(海島雪)の処置を始める。
美和子は骨盤を骨折しており、胎児仮死が進行していた。
藍沢は、母体を優先することを決意し、息子の雄一(中島光照)とともに美和子に付き添ってきた夫・昭夫(佐野賢一)に同意を求めた。
昭夫は、藍沢の決断を受け入れ、美和子を説得した。
が、美和子は、諦め切れないようすだった。
そのようすを見ていた藍沢は、方針を変更し、帝王切開の後、タオルパッキングを用いて母子ともに助けよう、と三井に告げる。
左手1本で患者を救おうとする黒田の姿を見た白石は、自分がやる、と進み出た。
が、動脈瘤の剥離ができず、苦戦する白石。
黒田は、そんな白石に、開胸して大動脈をクランプするよう指示した。
黒田は、藍沢が工事現場でやったのを一番近くで見ていたはずだ、と白石に告げた。
白石は、あのときのことをひとつひとつ思い出しながら慎重にオペを進め、大動脈のクランプに成功する。
そのようすをずっと見ていた健一は、ベッドの前を通り過ぎようとした黒田に、「やるじゃん!凄いね、おじさん」と声をかけた。
黒田は、こみ上げてくる思いを抑えていた。
絶対にもう一度家族に会わせる――そう決意した藍沢は、三井、緋山とともにオペに挑んだ。
胎児を取り出すと、ただちに骨盤を創外固定する藍沢。
オペは成功し、母子ともに無事だった。
三井は、藍沢の判断を賞賛した。
しかし藍沢は、自分の決断は間違っていたような気がする、と答え…。
あくる日、藍沢は、判断に迷ったことを黒田に打ち明けた。
いままでの自分だったら何も考えずに母体を優先していた、というのだ。
続けて藍沢は、黒田の腕に関してもいままでなら心が痛むことはなかったが、いまは直視できない、と言い出す。
「先生…名医って何ですか?」。
藍沢はそう黒田に尋ねた。
すると黒田は、その答えは多分現場にしかない、と答える。
するとそこに、ドクターヘリの出動要請が入った。
高速道路で多重衝突事故が発生し、死傷者が出ているという。
藍沢は、三井、冴島とともに現場に駆けつけた。
そこで藍沢たちが目にしたのは、凄まじい事故災害の現場だった…。
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