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『コード・ブルー~ドクターヘリ緊急救命~』第2話
2009-08-26 Wed 13:29
出演者:山下智久NEWS)・新垣結衣戸田恵梨香比嘉愛未浅利陽介児玉清勝村政信寺島進杉本哲太りょう柳葉敏郎

主題歌:Mr.ChildrenHANABI





藍沢(山下智久)は、フライトナースの冴島(比嘉愛未)、先輩医師の森本(勝村政信)とともにドクターヘリに乗り、落下物によって外傷を負った中年男性を搬送する。
翔陽大学附属北部病院の初療室では、森本から患者に関する情報を受けた三井(りょう)が、緋山(戸田恵梨香)らとともに受け入れ準備を進めていた。
徹夜で患者の容体を見守っていたことを三井に指摘された緋山は、『救急搬送と胎児心拍』の論文を作成したときは3日寝なかったから大丈夫だ、と答えた。
その論文を参考にしていた三井は、緋山に感心したようすだった。
そのころ黒田(柳葉敏郎)は、白石(新垣結衣)と藤川(浅利陽介)に業務の指示をしていた。
白石はカルテ整理と救急外来、藤川は一般病棟の担当だ。
するとそこに、救命の非常コードである「コード翔北」が館内スピーカーから流される。
歯科の女子トイレで、西口八重(二宮弘子)という老婆が心停止を起こして倒れていたのだ。
駆けつけた黒田は、AEDを使ってもバイタルが戻らない八重を初療室に運ぶよう白石らに指示した。
ほどなく、藍沢たちが搬送してきた患者も初療室に運ばれてくる。
だが、その小村(國本鍾建)という男は、激しく暴れて抵抗し、診察を拒否した。
実は小村には、服を脱げないある理由があった。
小村は、女性用のブラジャーを着用していたのだ。
そんな騒ぎの中、隣のベッドで黒田が処置していた患者の顔を見た藍沢は愕然となる。
藍沢は、昨夜遅く、歯痛を訴えて救急外来に来た八重を診察し、帰宅させていたのだ。
緋山や藤川は、そんな藍沢を非難した。
藍沢は、同じ時刻に行われていた、膝窩(しつか)動脈損傷の血行再建手術を見たいがために、八重を適当にあしらって帰した、というのだ。
白石は、歯痛から心疾患を予測するのは難しいのではないか、と藍沢を庇った。
緋山は、そんな白石の態度にうんざりしたかのように、キレイごとばかりで本音を言わないのは一番卑怯だ、と返す。
八重は、意識が戻らず予断を許さない状態だった。
黒田は、「よく見ておけ。お前が殺しかけた…いや、殺すかもしれん患者だ」と藍沢に言い放つと、彼が持っていたヘリ用の無線機を奪って緋山に渡した。
突然のチャンスに、緋山は興奮を隠せないようすだ。
藤川は、小村をMRI室に連れて行く。
が、検査を始めようとすると、突然呼吸が荒くなり、ガクガクと震えだす小村。
彼は、閉所恐怖症だったのだ。
同じころ、白石は、自宅マンションの階段から転落したという女性・横田英子(黒瀬友美)を診察していた。
英子が、鼻骨骨折以外ケガを負っていないことを知った白石は、彼女に付き添ってやってきた恋人・大野正(福井博章)によるDVが原因ではないかという疑念を抱く。
事実、大野は左利きで、英子の鼻は左にくの字に変形していたのだ。
その夜、白石は、八重の容体や、ミスをしてしまった藍沢のことを気にして、彼に話しかけた。
藍沢は、そんな白石に、必ず挽回してみせる、と言い放つ。
どうせ自分がまたヘリに乗ることになる、というのだ。
自分の母親が瀕死の重傷を負ったら、自分と緋山のどちらを選ぶか、と藍沢から問われた白石は、何も言葉を返すことができなかった。
あくる日、藤川は、小村をトイレに連れて行く。
閉所恐怖症を少しでも克服させるため、小村をトイレの個室に入れようとしていたのだ。
藤川は、その交換条件としてブラジャーをつけさせられていた。
が、小村は、藤川が約束を守ったにもかかわらず、個室に入ることを拒否した。
藍沢は、部長の田所(児玉清)に呼ばれる。
田所のところには八重の家族がクレームをつけに来ていたが、歯痛から冠動脈疾患はなかなか予測できない、という説明に理解を示したという。
田所は、八重の話をもう少しじっくり聞くべきだった、と藍沢に注意を促した。
英子の件を警察に通報すべきか迷っていた白石は、冴島に相談した。
しかし冴島は、それを決めるのはドクターだ、とそっけない。
白石は、そんな冴島に、同い年なのだからいいたいことがあったらはっきり言ってほしい、と笑顔で言った。
すると冴島は、ひとりで診察もできないフェローから上から目線で話しかけられるのは悔しい、といきなり激しくまくし立て、白石を慌てさせる。
そんな白石に対して、英子は、鼻の形成手術は受けない、と告げた。
白石は、エレベーターで一緒になった大野から事情を聞いた。
実は、英子自身が大野に、鼻を殴って潰してほしい、と頼んだというのだ。
英子は、もともと醜形恐怖症で、とりわけ自分の鼻が嫌いだったのだという。
「殴られて鼻がなくなったとき…私は幸せを感じたんですよ」。
英子は、そう白石に言って笑ってみせた。
そんななか、消防本部からドクターヘリの出動要請が入る。
大型スーパーの駐車場で妊婦が倒れているらしい。
ドクターへリのスタンバイ終了時刻である日没50分前のことだった。
緋山は、三井、冴島とともにドクターヘリに乗り込み、ただちに現場へと向かった。
スーパーの駐車場に降り立った緋山たちは、妊婦の処置に当たった。
自転車を走らせていた少年とぶつかったのだという。
その少年もすぐ近くに座り込んでいた。
するとそのとき、少年が突然吐いて倒れた。
少年の元へと駆け寄る三井。
妊婦も外出血し、危険な状態に陥っていた。
激しくうめきだす妊婦を前に、どうすればいいのかわからず、自分にはできない、と三井に告げる緋山。
胎児心拍に関する論文も、先輩の症例を手伝っただけだ、と緋山は三井に告白した。
三井は、そんな緋山に見切りをつけ、黒田を呼ぶよう依頼した。
黒田は、森本とともにオペの最中だった。
連絡を受けた黒田は、藍沢、白石、藤川の3人を呼び、死にかけているふたりの患者を引き戻す自信のある者は誰だ、と問いかける。
それに応えたのは藍沢だった。
藍沢は、やってきたドクターヘリにタッチアンドゴーで乗り込み、現場へと向った。
現場に滞在できる時間は10分あまりしかなかった。
藍沢は、救急車の中で出産させることを決意した。
三井は、容体が安定した少年を緋山に任せると、藍沢をサポートした。
パイロットの梶(寺島進)は、現場により近い受け入れ先の病院を探すようコミュニケーションスペシャリストの轟木(遊井亮子)に依頼していた。
幸い、近くに受け入れてくれる病院が見つかり、6分ほどの時間を稼ぐことができた。
そのおかげで、藍沢たちは、無事出産させることに成功する。
藍沢たちは、生まれたばかりの赤ん坊と母親をドクターヘリに乗せて搬送した。
この一件を知った藤川は、緋山を非難した。
藍沢は、そんな藤川に「現場に行かなかったヤツがでかい口叩くな」と言い放つ。
藍沢は、患者を引き受けたら最後まで治療をやり遂げるのが医者の責務だ、と言うと、緋山だけではなく、自分もそれができなかった、と続けた。
八重のことだった。
その夜遅く、緋山が電車で戻ってきた。
三井は、母子ともに安定していること、自転車の少年も血腫除去のオペをしていまは落ち着いていることを緋山に伝えると、腕を磨く以上に自分の限界を知ることが大事だ、と助言した。
緋山は、三井に一礼して、医局を出て行った。
すると、三井のパソコンに事務係からのメールが届く。
添付されていたのは、裁判所からの呼び出し状だった。
ロッカールームに戻った緋山は、白石を前に、強がってみせた。
そんな緋山の気持ちを察し、優しい言葉をかける白石。
緋山は、堪えきれずに涙を流した。
あくる日、藍沢は、八重の家族に直接謝罪したい、と田所に申し出る。
前夜、八重は意識を取り戻していた。
藍沢は、八重の家族に責められても、頭を下げ続けた。
白石は、英子のところにいた。
英子は、相変わらず治療を受ける気はないようだった。
そのとき、英子は、白石のようにキレイな顔をして何の悩みもない人間には自分の気持ちはわからない、と言い放つ。
その言葉に反発した白石は、この病院に来てから悩みだらけだ、というと、治療を拒否してこれ以上悩ませるな、と英子に文句を言ってしまう。
ある意味自分も鼻を折られた、などと言ってしまい、急に我に返る白石。
英子は、そんな白石のようすを見て思わず笑うと、形成のオペを受けてもいい、と言い出す。
藤川は、覚悟を決めて黒田のもとへと向かうと、あることを頼みこんだ。
それは、小村にブラジャーをつけさせたままでMRI検査をやらせてほしい、というものだった。
ブラジャーをつけてMRIの中に入っていった小村は、Vサインを作ってみせた。
藍沢は、病院の屋上でドクターヘリを見つめていた。
そこにやってきた白石は、母親が重体になったら自分を選ぶ、と藍沢に告げると、こう続けた。
「私も、逃げない医者になる」と――。
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